COME TOGETHER FOR KOBE

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Photo by TEIZOU YONEDA

神戸市 1995年

1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災発生。
これは今まで積み重ねてきた仕事の意味を根幹から覆す事件でした。
医療の心得も無く、力仕事も及ばない私たちにただその無力さをつきつけられるだけでした。
そして3日後通信網が回復するやいなや今までの旗の仕事で広がったさまざまな人のネットワークでもう一度仕事をはじめるきっかけを与えられました。
国際パソコンネットのメンバーから『ロサンジェルスの地震の時役立った支援Tシャツをこの震災支援のためにも作って米国で販売しよう。』というものでそのデザインを製作することになりました。
インターネットで皆んなが智恵をしぼってできたキャッチコピーCome together for KOBE と傷ついたカモメのデザインはその後私たちと同じ思いをもった全国のデザイナーやアーテイスト約150名が集うチャリティTシャツ展として神戸、京都、東京と巡回し大きな支援活動へと広がっていきました。